本質思考を身につける

『売れない時代』の考え方

 

典型的な『ダメ学生』だった私

 

私は、基本的に頭の良い人間ではありません。

この場合の『頭が良い』というのは、単純に学校の成績や出身校のことです。

 

私の事をお話ししますと、学区で中程度の高校に進学しましたが、

引きこもり的になり、学校には登校しますが、授業中は寝てばかりの3年間・・・。

 

3年生の時には、高校を卒業できるかできないかの成績でしたが

大学受験は戦略を立てやる事を絞り込み、なんとか地元の私大に合格!!

 

大学に入ってからは、バイトと飲み会三昧・・・。

大学生にはなったものの、典型的なダメ学生✖️✖️✖️

 

就職活動時はバブル末期。景気はまだ悪くはありませんでしたが

レースの激しい人気企業・業種を避け、

一部上場のレディースアパレル販売の会社に入社。

 

会社に入ってみても、同期の中で仕事ができる方ではありませんでした・・・。

同期でも仕事を覚えるのが早い人や、上司の覚えが良い人が何人かいて

自分の力のなさを実感したのをよく覚えてます。

 

なぜこのようなお話をするかと言うと、

会社に入った時点では、どちらかと言うとダメな人材だったと言う

事実の共有です。

 

メンターとの出会い 

 

社会人になって感じたのは、社会や会社のルールの理不尽さ。

『理想』と『現実』の違い、

上司の言うことも、本音の部分では素直に聞けなかったり

会社に入っての3年ぐらいは、辞めることばかり考えてました・・・。

 

仕事にも慣れだした頃、メンターとなる上司に出会うことに!

その上司は、私が所属する事業部の新しい部長で、外部から来た方でした。

ここではK部長と呼びますが、K部長は他のこれまでの上司とは全く違ってました。

 

『雨が降ったから、売れません!!』

 

私が初めてK部長の話を聞いたのは、雨の日の売上の話でした。

内容は、こんな感じでした。

 

『雨が降ったので、売れませんでした!』そんな事を言う方がいます。

『本当にそうでしょうか?』

『雨が降れば、お客様の数は少ないでしょう。』

『しかし、わざわざ雨の日にいらっしゃるお客様は、何か買う目的がある人では?』

『その少ないお客様のニーズを、よく見ていますか?』

 

さらに、

 

『じゃ、毎日雨だったら、どうするんですか?』

『ひと月は30日、天気の悪い日もあるでしょう。』

『それでは天気の良い日、人手が出る時に、もっと売上を上げることを努力しましたか?』

『月末になって慌てても遅いんです。月初から、月初の朝から意識してますか?』

 

今までの上司とは違うな〜と感じました。

 

現場力強化

 

今までの上司は、

本部:できる人 → 現場:できない人
本部:指示出す人 → 現場:指示通り動く人
 

あなたたちは、『できない人・わかってない人』なので

本部の指示に従いなさい!!

だったのですが、

 

K部長は、

K部長
K部長
現場力強化とは、まず一人一人が、お客様のことを考え行動すること!!


 

K部長
K部長
バイトさんでも、その方がお客様に対して喜ばれる行動をしていれば評価します!!


K部長
K部長
逆にベテラン社員でも、お客様に対して喜ばれる行動ができない方は降格していただきます。


まゆChan
まゆChan
目からウロコ!!


年功序列がまだ残っていた時代に、衝撃的でした。

まさに、目からウロコでした!!

 

まず、全てを疑いなさい!!

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『まず、全てを疑いなさい!!』

『今やっている事は、本当に正しいのか?』

『意味のないことを、無意識にやってないか?』

 

『何回も言います、今やってる事は本当に意味がありますか?』

『全てのことを、疑いなさい!!』

 

『疑うことが、本質的思考の始まりです!!』

 

『疑う』=『本質的思考』

 

『疑う』事は、簡単ではありません。

 

『訓練』が必要です。

 

『疑う』事は、慣れないと疲れますし

 

なかなか簡単には、身につきません!!

 

身につけるには、最低半年、

 

普通は、1年くらいかかります。

 

『疑う』癖が身につくと、無意識にできるようになります。

 

実際に『疑う』を訓練してみると

 

実際に『疑う』を訓練してみると、

 

・何を疑っていいのか、わからない
・『疑う』ことが、継続できない
・『疑う』ことを意識し続けると、非常に疲れる。

 

何を疑っていいのかわからない

そもそも何を疑っていのか、わからない??

はじめは何から疑っていいのかさっぱりわかりません。

 

『疑う』ことが、継続できない。

『疑う』ことは、徐々にできるようになるのですが、

なかなか継続が難しく、気がつくと『疑う』という行為を忘れてたりします。

 

『疑う』ことをある程度できるようになると、非常に疲れます。

日常の中に『疑う』事象を発見できるように常にアンテナを張ってますし、

その事象が、『疑う』べきものかどうかも常に考えてますので

K部長のおっしゃってたように、かなり疲れました。

 

『疑う』ことを続けて、1年が過ぎた頃、ある変化が!?

 

『疑う』訓練を続けて、約1年が過ぎた頃、ある変化が

今まで意識的に『疑う』ことをしてましたが

ストンっと、あるとき自然に『疑う』ことができました。

 

まゆChan
まゆChan
あ、これがK部長がおっしゃってた状態か!!


令和になって、昭和が終わった

 

令和になって、コロナもありますが、やっと昭和が終わった感じがします。

ぼくらの時代のビジネスの常識は、大量生産・大量消費の時代のものが、

まだまだ多いのではないでしょうか?

 

パソコンが一人一台になったのは、20年前。

スマートフォンが、普及したのが、10年前。

 

リモートが普及したのが、1年前。

 

時代はかわっていきます。

常識が、非常識になる時代。

 

でも、本質は変わらないはずです。

 

親や学校、先輩や上司に教わった事が

正しいかどうかわからない時代。

どのように考えて生きていくか?

 

『疑う』ことを身につける

 

私がこの『疑う』思考を身につけて、成功してるかと問われれば

はなはだ疑問ですが、最初に書きましたが、新卒当時のダメ学生が

売れない時代のアパレルのMDとして、約20年以上戦えたのは

この思考を身につける事ができたからと思ってます。

 

アラフィフの同年代だけではなく、ぜひ若い方にも知っていただけると幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。☺️☺️☺️

 

次回の記事は、こちら↓↓↓

これであなたも成功者!! 成功の3大原則

 

前回の記事は、こちら↓↓↓

令和の50代の生き方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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